「ゴルフの本」絵本の内容紹介

表紙 ここで紹介している本は、次のように設定しています
主人公になる方のお名前: 阿部 健一
主人公になる方の呼び名: 健ちゃん
主人公になる方の性別: 男性
主人公になる方の年齢: 50歳
ゴルフコースの名前: 横浜カントリークラブ
本の登場人物: 佐々木さん、中村さん、加藤さん
贈り主の名前: 阿部 裕子
プレゼントする日: 2012年5月5日
メッセージ(上段): お父さん、体に気を付けて
メッセージ(下段): こらからもゴルフを楽しんでね!

※赤文字は、実際の絵本には、黒字で表記されます。

写真が貼れます

健一
ゴルフ・プレー

あなたに贈るお話の本

ニコラス・グリーンジャケット作
あき よしこ訳
ステファン・マックケルヴァイ画

 

 

1ページ挿絵

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2ページ挿絵

これは、比類なきゴルファー
阿部 健一のために
特別に書かれた本です。

2012年5月5日

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ゴルフは18世紀の初めにスコットランドで
生まれた競技であることは、
よく知られています。
ささやかに始まったこの競技は、その後
世界中に広まり、今や人気スポーツと
なっています。
ボビー・ジョーンズのような
伝説的なスタープレーヤーも生まれました。
そして日本でも、国内のツアーに
あきたらず、 海外のメジャー大会を
目指すプロが増えています。
ゴルフは世界中で、さまざまな形で
プレーされているのです。
健ちゃん流ゴルフもそのうちのひとつです。

5ページ挿絵

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6ページ挿絵

健ちゃんは、
佐々木さん中村さん
加藤さんたちと
お気に入りの横浜カントリークラブ
よくでかけます。
ここで安全なのは、
フェアウェイの真ん中だけ。
そのほかの場所では、
虫も木も鳥もモグラでさえ 
みんな死の危機に
さらされてしまうのです!

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他人のうわさとは裏腹に、
健ちゃんはケチるということがありません。
子供の教育費、家のローンなど
あまりたいしたことのないところに
少し細かいところが
あるかもしれませんが・・・・・・
ゴルフのこととなると話は違います。

9ページ挿絵

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10ページ挿絵

健ちゃんは以前、
「ゴルフは勝つためにする競技だ」 
と教わりました。
それ以来、いつも賭けて
プレーすることにしています。
スウィングは
チャーシューメンのリズムで打つことや
ゴルフボールはけっして水には
浮かないことなども、
健ちゃんは何年もかけて、体得したのです。

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健ちゃんの生活の中で
ゴルフがいちばん大事というわけでは
ありません。
彼は何を優先させるべきか、
物事のバランスをどうとるかを
心得ています。
かつて健ちゃん
嵐の中で全コースを回ったという
事実はありません。
彼が17ホール回ったところで、
ゴルフ場がクローズになって
しまっただけなのです。

13ページ挿絵

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ゴルファーは誰でも、パーフェクト・ラウンドを
夢見ています。
ティーグラウンドから 
フェアウェイの真ん中に飛ばし、
グリーンをねらって正確に打ち、
パットはカップの中心へ・・・・・・
こんなシンプルで謙虚なものです。
自分の年齢だけ打つことを、
究極の目標にしている人もいます。
健ちゃん50を打つのは
たやすいことです。
問題は、最初の数ホールでその目的が
達成できてしまうことなのです。

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ゴルフの名手といわれる人は、
いかなる場合にも、
各種のショットで対応できます。
例えば、フェード、ドロー、パンチ・ショット、
ランニング・アプローチ、というように。
健ちゃんも多彩なショット・・・・・・例えば
チョロ、テンプラ、ドスライス、ドフックなどを
繰り出します。
彼の持つ最高のショットは、
佐々木さん中村さん
加藤さん命名の
”まぼろしの一撃” です。

17ページ挿絵

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18ページ挿絵

以前、ゴルフにハンディキャップ・システムが
導入されました。
これはゴルフの腕前に差がある人同士でも
一緒に競えるように考えられたものです。
プレー最後の20ラウンドのうち
成績のよい10ラウンドをとり、
その人のハンディを計算するのです。
健ちゃんにとって、
このシステムは大きな欠点があります。
彼は数える価値のある10ラウンドを
回ったことがないのです!?

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健ちゃんがゴルフをする理由のひとつは、
運動のためです。
ほかの運動はどれも健ちゃんには
不向きでした。
泳ごうとすれば体が浮かず、
テニスをやればネットにボールの
行く手を阻まれ、
さっさと切り上げたのは、
よかったのですが、
彼はホトホト疲れてしまいました。
健ちゃんのようにほどよく鍛えられた
肉体の持ち主 には、
ゴルフはぴったりの運動だったのです。

21ページ挿絵

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22ページ挿絵

ゴルフのラウンドを回りおえると、
いつも健ちゃんは、
佐々木さん中村さん加藤さん
『19番ホール』 に現れます。
そこでその日のショットについて
話し合ったり、
次の日程を決めたりするのです。
おなじみのシーンではありますが、
健ちゃんは仲間と一杯ひっかけます。
それから、いかに今日はついて
いなかったか、
あそこにバンカーがなかったら、
あのショットさえうまく打っていればと
いつものことをあれこれ話し合い
賭けの借金を、作り笑顔で払います。

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ゴルフの腕はたいしたことがないのですが、
健ちゃんはときに素晴らしいショットを
繰り出します。
以前、ディープ・バンカーから
打ったショットが
奇蹟的にチップインしたことは、
いまだにみんなの語り草になっています。
手の5番を使ったって、
あんなショットは打てないですよね!?

25ページ挿絵

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26ページ挿絵

健ちゃんは友だちも、
ゴルフも大好きだからこそ、
プレーするのです。
みんなで出かけて、自然の中で
緊張から解放されるチャンスでもあります。
健ちゃん
こんなことを言ったことがありました。
「ゴルフボールを打つたびに、
ストレスが解消されてゆくんだよ」
事実、ゴルフをするたびに、
本当にたくさんのストレスが
解消されるのです。

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健ちゃんはいつか
自分のゴルフの本を書くことを
夢見ています。

『3歩前進2歩後退 −健ちゃん
ゴルフ人生辛抱だ』

『ゴルフにおける能書きとスコアの相関関係 −健ちゃん著』

健ちゃんの 19番ホールの楽しみ方』

29ページ挿絵

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健ちゃんは何年間も
自分のゴルフに挫折感を
味わってきたにも関わらず、
いまだにゴルフを続けている、
その根性は見上げたものです。
彼は我を忘れて
1日中、原野や森林を走り回るのです。
だからこそ
賭けに負けたときの支払いが
きれいなことはさておき、
健ちゃんはかけがえのない
ゴルフ仲間なのです。

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ゴルフは、 阿部 健一にとって 
まさにチャレンジなのです。
佐々木さん中村さん加藤さん
健ちゃんに どうしてゴルフをするのか
問いかけます。
その答は明白です。
ティーショットがうなりをあげて、
飛んでいく瞬間。
アイアンショットがピンにからんでいく瞬間。
ロングパットがラインどうりに
カップに吸い込まれていく瞬間・・・・・・
健ちゃんにとってそんなありふれた
出来事はともかく、
ロングホールでセカンドショットが
直接カップインするような
奇跡の主人公になる為にゴルフを
続けているのです。

33ページ挿絵

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34ページ挿絵

阿部 健一 様
自分流ゴルフを楽しんでください。
スコアが悪いからといって、
その日を棒にふるようなことがないように。
ゴルフをボウリングと同じように考えたら
いいと思います。
スコアが高いほど
いいんだってくらいに・・・・・・

2012年5月5日
                 阿部 裕子より  

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背表紙

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